奈良の学園前にある中華料理「王楽園」で、ビャンビャン麺を食べました!
今回は奈良市にある、中華料理「王楽園」の紹介です。
中国西安料理 王楽園
店の位置と営業時間
場所は、近鉄学園前駅北側すぐにある、パラディ(PARADIS)南館4F。
学園前駅周辺は、美術館「大和文華館」や「松柏美術館」などがあり、閑静な住宅街になっています。
営業時間は、昼は11時~15時、夜は17時半~21時半
店の外観など
パラディ南館4階は飲食店のフロアになっています。
店の入り口です。
本当に中国にあるような感じのお店です。高級中華ではなく、とても庶民的な外観です。
今回は土曜日の12時半頃に行きました。前回行ったのは平日の夜で、その時はお客さんもまばらだったんですが、土曜日の昼に行くと、たくさんのお客さんでにぎわっていました。
店内には、テーブルが8つあって、4人掛けの長方形のテーブルが6つ、6人掛けの円いテーブルが2つあります。
客層は、意外といってはなんですが、ファミリー層や年配の夫婦の方が多かったですね。
王楽園の看板メニュー「ビャンビャン麺」を注文
王楽園には、たくさんの麺料理があるし、セットメニューや飲茶メニューなど、食べたくなるメニューがいっぱいです。
麺料理も「担々麺」「酸辣麺」とか「辣子麺」など、どれも食べたかったのですが、今回は当初の目的通り、この店の看板メニューでもある「ビャンビャン麺」を注文しました。
やはり、ここに来たならまずこれを注文するのが王道でしょう。実はこの店のこのメニュー、いろんなテレビ番組にも紹介されているほど、おいしくて珍しいメニューなんです。
ちなみに、ビャンビャン麺という字はこんな字です。とてもパソコンでは表記できないような字です(^-^;。
ものすごい字ですね~
中国の陝西省で食べられていた幅の広い麺が起源のようです。
ビャンビャン麺の特徴
ビャンビャン麺の特徴は、なんといっても麺の幅の広さにあります。小麦粉を薄く延ばして作ってあり、幅は4~5㎝ほどあって、食感は中華麺というよりも、うどんに近い感じです。
注文して、7、8分ほどで出てきました!
実際に出てきたビャンビャン麺です。
太い麺に唐辛子などの混じった具材が乗っています。スープはありません。これをよく混ぜていただくとのことです。
麺の幅はこんな感じで、迫力あります。つるつると吸いながら食べるのは無理ですね。(よく混ぜたら、あんまりきれいじゃない写真になってしまいました・・・)
味は?
さて、肝心の味ですが、ちょっと辛めですが、辛いのが好きな私にはちょうどいい具合の辛さでした。
辛いのが苦手な方には、注文時に言えば辛さ控えめで作ってくれるようです。
唐辛子の辛さにもコクがあって、少し酸味も効いています。どちらかと言えば若干濃い目の味付けですね。具材は、ニンジン、ジャガイモ、キャベツ、そして豚肉。それらが小さなダイス状にカットされて入っています。肉にはしっかりと味が付いており、またキャベツが香ばしくて、とてもおいしいです。
後半に、お酢を軽くかけて食べてみましたが、味が変わって、これはこれでまたおいしくなりました。
味もボリュームも大満足でした!
なんとなくクセになるような味でしたが、次は別の麺料理も食べてみたいですね。
一品料理
せっかくなので、一品料理の春巻きを追加してみました。
春巻きは、しっかりと味が付いているので、何もつけなくてもおいしいです。皮はパリッとしていて、中はトロっとしていてアツアツでした。最後にちょっとだけ醤油をつけてみましたが、醤油はつけない方がおいしかったと思います。
最後に
王楽園は、全然気取った感じではなく、店の雰囲気も中国の店のようで、まるで本当に中国に来たかのような印象を受けてしまうくらい中華チックです。
そして、メニューも、麺類、単品、セット、飲茶など豊富にそろっています。特に麺類の種類が多く、目移りしてしまいます。
辛いメニューから辛くないメニューまであって、大人も子供もおいしく楽しめるので、ファミリー層にもおすすめですね。
また珍しい料理もあるので、グルメの方や食べ歩きが好きな方にも満足できるのではないかと思います。
立地的には、奈良駅の4駅手前(大阪寄り)なので、観光客の方にはなじみが薄い場所かもしれませんが、最初に書いたように、少し足を伸ばせば「大和文華館」や「松柏美術館」など、静かで趣き深い美術館もあるので、たまには途中下車をして、おいしい麺料理を食べて、そのあと美術館を訪れるのもいいのではないでしょうか。